Column 不動産コラム
不動産売却
仲介業社の不正【囲い込み】を防ぐ方法①
今回は囲い込みを防ぐor見破る方法を説明します。
具体的な方法として下記の方法があります。
① レインズで物件のステータスを確認する
② 別の不動産会社から探りを入れる
ご説明していきます。
①レインズで物件のステータスを確認する
「囲い込み」は、不動産業界の悪しき慣習としてメディアでも大きく取り上げられるようになってきました。
状況を問題視した国土交通省は、レインズに対策を講じるよう要請したのです。
要請に答えてレインズが打ち出した対策が、「ステータス管理機能の導入」です。
レインズの情報は今まで不動産会社しか閲覧できませんでした。
しかし、「専属専任媒介」、「専任媒介」を結んでいる売り手のみ、
自分の物件の登録情報のみ閲覧できるようにしたのです。
具体的に以下の3つのステータスがあります。
・公開中
・書面による購入申込みあり
・売主都合で一時紹介停止中
確認方法ですが、媒介契約を結んだあと、不動産会社からレインズへの登録証明書を受け取ります。
公開中」のはずなのに「書面による購入申込みあり」や「売主都合で一時紹介停止中」になっていないか確認しましょう。
もし、取引状況に誤りがある場合はすぐに不動産会社に問い合わせしてください。
次回は残りの方法について、ご説明します。