Column 不動産コラム
不動産売却
【住みながら自宅】の売却は出来る????
「売るときは空き家にした方がいいですか?」
「住んでいる状態でも売れますか?」これはよくある質問です。
答えは「居住中でも売ることができる」です。
そして、どちらかと言えば住みながら売る方のほうが多いと思います。
「空き家」と「居住中」とで一番違いがあるのは、あなたの家を買主さんに見てもらう内覧のときです。
空き家であれば、鍵を不動産会社に預けます。
そうしておくことで、突然の内覧希望者にもすぐに対応できますし、内覧があるたびに鍵を
不動産会社に貸す手間も不要となります。
ところが、居住中の場合はそうはいきません。
留守宅に見に来てもらうことは通常行いません。
必ず売主さんの立ち会いの下、内覧が行われることとなります。
そして住みながら自宅を売る場合、内覧時には、買主さんにあなたの生活空間を見てもらうことになります。
このため、居住中で売る場合、内覧希望者が現れたら、不動産会社から売主さんの予定を必ず確認します。
「内覧を希望しているお客様と○日△時頃にお伺いしたいのですがいかがですか?」と連絡が事前にあります。
突然内覧に来るというのはまずありませんのでご安心ください。
ただ、「今から行っていいですか」というようなことも当然あります。
購入希望者はいつでも内覧できるものと思いがちです。
そして、この内覧のアポイントは非常に大切です。
将来の買主さん候補である内覧希望者。
連れてくるのは不動産会社です。
あなたが売却を依頼した不動産会社であればいいのですが、たいていの場合他の不動産会社が買主を連れてきます。
もし、このとき、あなたの都合がついて内覧をしてもらうことができれば良いですが
都合が悪ければ内覧してもろう事が出来ません。
居住用不動産は見せない限り売れません。
内覧に来てもらうことは非常に大事なのです。
この売るチャンスを逃さないためにも、次の2つに注意してください。
①内覧のアポイントを逃さないように、売却を依頼する担当者に必ず常時連絡のつく連絡先(携帯電話+携帯メールがお勧め)を教えておくこと
②内覧希望者からのアポイントにはできる限り合わせ、都合がつかないときのために立ち会いを頼める人を探しておくこと。
この2つのポイントを押さえておけば、居住中でも売ることに問題はありません。