Column 不動産コラム
不動産売却
【不動産会社への窓口は奥様が良い?!・・・】
不動産会社を選ぶ時も、売却のさまざまな打ち合わせをするときも、ご主人様が窓口になる場合が多いようですが実はこれ、
営業マンからすると結構有難いです。
比較的奥様が窓口の方が結果的に良い場合があります。
男性は格好をつけ、物わかりがいいように振る舞うことがありますし、仕営業マンに同情しがちだからです。
営業マンは、売主の会社関係や仕事内容にも立ち入って会話を進めてきます。
「ご主人のお仕事も大変ですねぇ」などと意気投合してくると、ついいいところを見せようと、
「わかった、君にすべて任せるよ」と言ってしまいがちです。
本来なら、簡単に信用する前に販売方法等の確認や過去にこの地域で同じような物件やマンションの販売実績が
あるか等を確認すべきですが世間話だけで意気投合し、ハンコをついてしまう売主が少なくないのです。
これが後に「口車に乗せられた」と感じるトラブルにつながる原因の一つです。
その点、女性はクールです。横にいる男性が、「お前、そこまで言ったら失礼だろう」
とハラハラするような質問も平気でできます。
「あなた、経験は?」「宅建の資格は持っているの?」「この家、どうやって売ってくださるおつもり?」
などと聞けるのは男性より案外、女性の方です。それは当然、聞くべき質問です。
営業マンにとっては、なかなか痛いところを突かれるので、そう簡単ではないなと、気を引き締めるでしょう。
ご夫婦で事前によく相談し、どちらが窓口になるかを決めることもトラブル回避の対策です。
そしてもちろん、どちらが窓口になるにしても、いま紹介したような質問をきちんとして、
その回答によって不動産会社を評価し、比較して決定するのが失敗しない売却の一歩です。